本の感想 #1

愛国という名の亡国

 愛国という名の亡国 安田浩一 角川新書  2019/7刊    2019/8芳林堂

 勝てると踏んだ相手に対してはますます居丈高になるのがレイシストの特徴
 阻止する人も増えてきた。これをメディアの一部は「社会の分断」とか異なる意見の
 「ぶつかり合い」「対立」だと論じる。
 が、差別や偏見がもたらす圧倒的な被害。あるいは被害を受けた側が抗議することが
 どこが「対立」なのか。
 
 「民族」を強調している右翼は、なぜに他国の軍隊が常駐している沖縄に冷淡なのか
 私が差別を憎むのは、強靭な理念や確固たる思想があるからではない。差別の向こうに
 戦争と殺戮が見えるからだ。殺すのも殺されるのも嫌だ。

  愛国という亡国
  移民を拒む移民国家
  下が下を蔑む日本の差別構造、災害時に煽られる外国人差別
  時の中の生   本田靖春  cf本田勝一
          笹川陽平  箕面市
          池口恵観  鹿児島

  著者は「右翼の戦後史」の著者でもある