本の感想#105

D a t e    2021/11/05

 神よ憐れみたまえ 小池真理子 新潮社 
 朝日新聞・歴史のダイヤグラム(2021/10/16)をみたのが読む動機
 何者かに両親を殺された主人公
 いわゆる良家のお嬢様
 犯人は主人公に思いを寄せる叔父。ロリコン趣味。
 それを母である姉に見つけられて・・・動機として弱い

 今一つの感想。
 主人公などについての描写も
 「もっていきどころない嫉妬と猜疑心に苛まれている様子」 主人公
「鼻には数本の皴がより、愛らしくも小生意気な猫のような表情」   幼友達の婚約者
 「北島との関係を見せつけようとするかのような」
 「しらけた顔つき」「頭にきちゃった」
 「自意識の異様に肥大化した、平凡でつまらない小娘の側面を見せる瞬間」
 「おべんちゃらを言うことにかけては天賦の才を発揮する」 主人公の婚約者

  大田区久が原
  函館
  渋谷駅にほど近い裏通り 小さな古い商店や低層の雑居ビルがひしめき合う