大菩薩峠と小金沢連峰

 高校2年の夏休み、クラスメートのA君と一泊二日をかけ大菩薩峠と小金沢連峰を縦走した。小金沢連峰は大菩薩峠から南に延びる尾根、東京からもその山容が見える。
高校2年・・・1966年(昭和41年)。まだカメラも持っていなかったので、残るのは頭の中の記憶だけ。
 地図を見ながら記憶をたどっていく。

 その26年後、1992年1月に倉岳山に登った時に小金沢・湯ノ沢峠付近に目を向けた
時のショット。この時も、多分を
「高校時代にA君と登ったなあ」と思ったはずだ。
手前に岩殿山の岩峰が見える。


東京の奥多摩側、丹波山・・・ここはすでに山梨県だが、から大菩薩峠に向かい、峠の介山荘で一泊。翌日、石丸峠から連峰を南に下り、湯ノ沢峠から中央線の初鹿野駅に到るコース。

ゴールの初鹿野駅についてWPを見てみる。
明治36年に開業。昭和41年駅舎改築。平成5年(1993)に”甲斐大和”に改称。
ようやくたどりつきホームをみて「長いなあ」というのが第一印象だった。
列車をまっているあいだ駅員さんがタブレットをもってホームの端に向かったとき
ホームの上を自転車で向かったのをみてA君と感心したりニヤッとしたりしたことを思いだす。