D a t e 2023/9/23
鉄道ほとんど不要論 福井義高 中央経済社 2023/9刊
著者は1962年生れ、旧国鉄、JR東日本を経て現在青山学院大学教授
声は大きいけれど国民全体から見れば微々たる数の鉄道ファンを除く鉄道利用者の圧倒的多数は
決して鉄道を好んで利用しているのではなく、仕方なしに使っている現実
モータリゼーションの進展と飛行機利用の大衆化
すべての国民に移動という人間にとっての根源的な活動を保障する必要があるという前提
未完の国鉄改革と鉄道の窮状
地域交通の主役は「鉄道やバス」ではなく「自家用車」でよい 誰が運転するのか?
ローカル線の維持・廃止論 利用者以外の負担の正当化
さらば鉄道貨物
鉄道の公という部分、国土の均等的発展などから思うと疑問が多い内容