喫茶店

今はもうない思い出の喫茶店

ド     ガ   伊  那

 飯田線伊那北駅から徒歩3,4分。伊那にいた平成の初め頃。行くのはたいてい土曜の午前。建物の2階で広くはないがいつも近所のおじさん、おばさんが世間話に花を咲かせていた。
 この建物はすでにない。取り壊されたのは20年近くまえだろうか。
ストリートビューで見ると(2021年7月の映像)、そこはなにもないままだがGSは健在。右側の建物も残っている。

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5 才 の 頃 (いつつのころ)  伊  那

 勤務先まで当時徒歩通勤(約15分)だったので時々、仕事の帰りここでコーヒーを
飲んで自宅へ。経営者、30代後半ぐらいの落ち着いた女性だった。どこか老舗のお嬢さんが商売を学ぶため開いていたのかななどと勝手な印象を持っていたが、通い始めて2,3年で閉店した。最後の営業日、挨拶をして、記念にコーヒーカップを一客もらえぬだろうかと聞いたところ快諾。今も家の食器棚にあるはずだが、コーヒーをそれで飲んだことはない。
そのうちにはと思いながら、もう20年以上経った。

 4,5年前、前を通ったが、建物は健在。建物は「だるま」という割烹料理店に隣接、というか構造の一部だったような記憶がある。上の写真はその時に撮った。
                              (2023/08/26記)

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         伊  那

 伊那駅の前にあった。「岳」という名前のとおり、山が趣味というマスター。カウンター席5、6の小さな店だったが、壁の本棚には「新ハイキング」という山岳雑誌のバックナンバーがずらりと並んでいた。ある日の朝早く、駅前でランニング姿のマスターを見かけた。挨拶をし、聞けば近々、南信州奥の熊伏山を登山予定、そのためのトレーニングと。
どういうわけか、この山の名前、脳裏にこびり付いている。
                             (2023/08/26記)

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ヴ ェ ン     伊  那

 市の旧図書館の前にあった。緩い坂になっており遠くに甲斐駒ヶ岳(当地では”東駒ケ岳”と呼称)が見える雰囲気のいい場所で、木造のこの店の建物、本当にマッチしていたと思う。
一度だけ入った記憶があり、漫画雑誌が積まれていた。自分がこの店を知ってから1,2年で閉店、そしてやはり1,2年で取り壊されたと記憶している。
 ストリートビュー(2018年8月撮影)でみると1,2台分の駐車場になっている。
前の道に立てば、地元信金本店の建物の横に遠くに甲斐駒ヶ岳の姿は健在。
                      (2023/08/26 記)

ル ノ  ー     名古屋・一色

石  松      名古屋・一色

         東 岡 崎

東岡崎の古い駅ビルの2階にあった。この駅ビル、立て直しされたのだろうか。

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カフェレーサー   東 岡 崎

 東岡崎駅前。仕事帰りに立ち寄ったコーヒーショップ。店の前でいつもこの猫ちゃんが
出迎えてくれた。
 この場所、北口の駅前ローターリーの再開発のためこの建物はない。

                          (2023/08/29 記)

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TAKARA     大阪 梅 田

大阪に勤務していた昭和の終わりのころのこと
「コーヒーの店ー大阪」(保育社カラーブックス)に紹介されていた店。
梅田駅前第三ビル地下1階にあり、勤務先からも近かった。夏、家族が郷里に
行っている間の朝食は早く家を出てここのモーニングだった。
ハム、ゆで卵、サラダ菜と厚いトースト、美味しかった・・・ 

 それから15年ぐらい後に一度訪れてことがあったが、マスターはご病気された
あととかだった。そしてその4,5年して再度訪れたときは閉店したあとだった。
                          (2023/08/28 記)

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4 丁 目     大阪・谷 町

 この店も「コーヒーの店ー大阪」にあった。
 多分30代後半。女優の山岡久乃さんを若くしたような感じで写り、著者たちと
談笑している写真があった。
 実際訪れたのはその本をはじめて目にしてから約25年後の2011年5月の土曜日。
ビジネス街に立地するためだろうか土曜は休みのようで店は開いていなかった。
が、ちょうど店の経営者の奥様が植木に水をやるためといって店にきたのだ。
 挨拶をしその本を示し、まだあるのかなと思い訪れた旨を伝えたところ
「その本、私も持っています。中にどうぞ」といいコーヒーも煎れてくれ
当時の取材状況など話してくれた。
 その3,4年後、再び訪れてみたが閉店していた。
                         (2023/08/31記)
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ロ  ン      東京・人形町

 東日本大震災のあった2011年6月から今の第二の職場で働き始めた日本橋人形町。
その人形町交差点にあった。雑誌にもよく紹介されていた店。
「歴代の主人たちはこの地で馬具商、両替商、洋品店を営んできた。代々約220年商いを
続け11代目で喫茶店をはじめた」と「散歩の達人・50歳からの散歩」(2006/11)にあった。
2018年秋閉店。

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IZUMI 東京・人形町

 今の職場のすぐ近く。建物は古く、店に入るのに少し勇気が必要だった。
昼休みのランチタイム、低価格ながら美味しかった。昼は常に満席。
 この一角、高層マンションとなり雰囲気はまったく違うものに。
             (2023/09/01記)

コーヒーみどり  日本橋人形町

この店も職場のそば。メニューは多くはなかった定番はホットドッグ。
この店も閉店、先日、この場所を訪れたが建物もなく駐車場に。

            (2023/09/01記)