大きい数字

日の「天声人語」 沖縄のゴーヤーなどに卵を産み付け中身を食い荒らすウリミバエを駆除したときの話だった。人工増殖、生殖能力をなくしたさなぎを自然界にはなして子孫を断つという話。
自然界にはなした数について「実に625億匹という途方もない」とある。
625億、確かに大きな数である。
そこで思うのが日本の国債残高の数字1129兆円(2025年12月末)
625億と1129兆 = 1:18,000
「じつに」「途方もない」という形容詞
625億を約18,000倍した数字を語るときはなんと表現されるか、天声人語を書いた人はなんと表現するか

2005年6月  一宮市開明

この頃

最近、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトとパガニーニのバイオリンコンチェルトをよく聴いている。
五嶋みどり、C.アバド指揮、ベルリンフイル    日伊独・・・音楽であれば好ましくもある。最高の組み合わせ。みどりさんパッション、華麗なアバドの指揮、
そしてベルリン・フイル

パガニーニ・・・・モーツアルトのようなロッシーニのような、明るい曲

千葉・御宿…2024年6月

逆走

昨日、99歳の男性が中央高速恵那山トンネルを逆走したというニュースが流れていた。
その男性が住んでいたのが南信州の阿南町。
このニュースを聞いて多くのひとは「もう99歳なのだから免許返上すればいいのに」
と思ったに違いない。車を使ってまで買い物に行く必要もなかろうにと。
確かに東京などに住んでいればそう思う。

自分もいまは東京にいるが、30年前伊那に住み、その後もこのあたりを何回か訪れることもあり、地理感というかこのあたりの様子を知る自分にとっては「免許返上」といってもなかなか難しいのではと思った。
過疎化の進む地方、近くに商店ましてコンビニなどは数少ない、というよりもない。
特にこの阿南町は高低差もあり歩いたり自転車での移動も容易な所ではない。
車が人の移動にとって必須なのだ。
日本の一極集中、地方の衰退がこの逆走の大きな要因ではなかろうか。

阿南町・深見池      2018/7


出生数初の70万人割れ

朝刊の第一面

子供を育てる環境、女性の苦労があると思う。週に一回、日本橋人形町に
行くわけだが、時々、子供を抱きながら満員の地下鉄で通勤する女性を
目にする。勤め先のある人形町あたりにはいくつかの保育施設がある。
しかしそのいずれも高いビルの一階だったりして土には遠い環境。
少子化・・・東京への一極集中も一因だろう。

正面は建築中の日本橋1丁目の再開発ビル高さ284メートル

野球道具専門店

暫くぶりに東京恵比寿にいった。そして約30年前長男に連れられていった野球道具の専門店。まだあるのかなと行ってみた。
当時、転勤で長野県伊那市に。長男は小学校3年か4年。野球をし始め、雑誌か何かでこの店を知ったのだろう。
盆か年末、東京の実家にきたとき連れて行ってほしいと言われ、ついていったのだ。
恵比寿駅から10分もかからないところにある小さな店だが中は野球道具のみ。
約30年の歳月をおもう。

30年の間に建物は建て直したのだろうか。

検索とその回答

長嶋茂雄さんが亡くなられた。
ご遺体が自宅に戻ってくる様子をテレビとかスポーツ新聞が記事にしていたわけで
「遺体、無言でご自宅に」という見出しだった。

遺体 無言に決まっているだろう。ネットには有言だったら怖い、とかのような書き込みも
あった。自分もそう思った。

そこでネットで「遺体 無言 表現」といれて検索したとこる
「無言は有言を期待できる場合に使うのであって無言と遺体を組み合わせるのは不自然」とAiによる回答だったのだが同じことを2,30分後に同じように検索したら
今度は「無言で遺体が返る」ことも可能というような回答だった。

思うにAi、ネットというのは逐次データが更新されているので時間によって回答も変化するのかもしれないと思った。
自分と同じようなことを思いパソコンに入力した人がいたのだろう。

成長

長男、長女の家族がくる。
長女の娘・6歳にたしなめられる
「会うと私の気にしていることいつもいう」
1才の頃、当時独り身であった長男がその子に対して
呼んでいた愛称で呼ぶと
「もう私6歳なんだから・・・」

その子が前の日、長女に向かって言っていたらしい
「あしたおじいちゃんの家にいくのはみんなに会えていいんだけど
また私のことを~(愛称)で呼ぶのかな。いやだな」

この愛称は思い出として、今日以降は封印。

歯磨き

歯磨きの銘柄の名称。買うためにいつも行くドラッグストアにいく。陳列棚に見当たらず、品切れかと思いながら別の店にいくがそこにもない。ここも品切れ、3つ目の店にいくが
そこにない。そこでスマホをみる。
「1985年年末頃までは「ガードハロー」のCMがテレビで放送されていたが「ガードハロー薬用つぶ塩」発売以降は放送されなくなった。 花王が発売する他のオーラルケアブランド(クリアクリーン、ピュオーラ、ディープクリーン、つぶ塩)への集約のため、2022年10月末をもって製造終了となり、約52年の歴史に幕を閉じることとなった」
とネットにあった。2年以上前に生産は製造は終了していたのだ。
結婚する前から使っていたはずだから40年以上のお付き合い。
メーカーにとっては商品構成の集約に過ぎないのだろうが・・・一寸した寂しさ

大阪・都島

昨日の朝刊のコラムに

「ルールについて、日本人はおおきな間違いをしていると思いますね。本来、ルールよりも先にマナーがあるものなんです」「何かといえばルールというのに不信感がある」と昔、大阪を中心に活躍した作家藤本義一さんの言葉のことが載っていた。
(戦時中は、おきてに従わぬ者は非国民といわれ、戦後ルールが変わった途端人格が変わるのを作家が見てきた経験からの言葉)

この言葉とは全く関係はないけど昔、仕事の上で訊いた女性の方の話を今でも思い出す。この女性の方がスナックを大阪・都島にオープン。詳しい経緯は忘れたが
「お店の名前、D51にしようと藤本義一先生が言ってくださったんです」とその女性。昭和60年頃・・・40年前の話。それから大阪に行くときその建物は残っているのかな気になっていた。最近は大阪に行く機会はあまりないがストリートビュウで見てみたみる(2024年9月撮影)。

その建物、今は餃子屋さんの店のようで蒸気機関車のスタイルの面影は殆どない。
かろうじて機関車先頭の上にある横長の円筒状のもの(重油タンク)が確認できた
  

下の写真は2010年5月撮影でまだ機関車D51とわかる。