エマニエル・トッド、池上彰 朝日新書 2023年6月刊
を読んでなんとなく理解した一つの点
「GDP(国内総生産)ではかる国力、少し幻想があったのではないか。
例えば『高額な医療費の半分』、『弁護士の活動によって生み出される富』
『世界一収容人数を誇る民間刑務所』『2万人近くいるエコノミスト』
・・・などサービス部門のGDPにしめる大きな部分・・・水蒸気みたいなもので、リアル経済における生産力(武器の生産能力でもある)を図る尺度としては効力を失っている。つまりアメリカの実際の生産力はかなり低下している」
GPDではかる経済規模、ロシアは欧米に比べはるかに小さく、経済制裁にもかかわらず最近の状況・・・
米、野菜、ほかの物価高に苦しむ日本
これもサービス経済重視・・・便利さ、快適さを求めるあまり日本も実際の生産力は落ちている結果ではないのかなと思った。
なければ昔安い外国産を求めれば済んだが・・・