今日の新聞記事から

朝刊から
「93歳 使い切れなかった20億円」
都内のマンションで一人暮らしをされていて昨年の秋、亡くなられた男性
(享年93歳)。相続されない遺産が20億円。遺書があり一部を知人に遺贈、
残りは公的な団体へ遺贈。
都内の高級老人ホームに入居する89歳の女性。3年前に自身の金融資産
の遺贈先を決めるなど死後事務手続きの契約も終了・・・
と二人の方のことが書かれていた。きちんとされていた人なんだと思う
反面、お元気なうちに別な方法があったのではとも思った。

夕刊から
詩人の谷川俊太郎さんが亡くなられた。93歳だった。
「モーツアルトを聴く人」という詩集がある。
新聞記事に「モーツアルトの、僕が大好きな数小節に匹敵する詩が書けたら
死んでもいい」とあった。
数小節とは・・・

「モーツアルトのピアノソナタですって」
フグみたいな顔の女が教えてくれたらしい
とその詩集にあった。

福島・郡山

西田敏行さんがなくなった。福島・郡山の出身。1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛役。

「僕の故郷・郡山は会津藩の管轄ですから当然会津びいきです。会津の人間にとっては、明治維新で会津を徹底的に打ちのめした薩摩と長州は、許しがたい敵なんです」
 西郷隆盛役のオファーが来たときは最初はためらったことを後日、語っていた。

 震災の前の年、青春18きっぷで磐越東線の列車に乗ったが途中、信号機への落雷で列車は遅延。郡山の駅近くの居酒屋で一夜を明かすことに。
呑みながら女将さんに自分はルーツは鹿児島と伝え、「今は福島の人は薩摩をどう思っているんですかえね・・・」と聞いてみたことがあった。女将さんは笑いながら
「戊辰戦争のこと?今は気にする人なんかはいないわよ。
でもね~、会津はまだこだわるかもしれないね~」

写真はその居酒屋があった路地のもの。約15年前のこと。この路地も無くなっただろうし、女将さんは元気だろうか

ノーベル文学賞とソウルの書店

ノーベール文学賞、韓国のハン・ガンさんが受賞された。名前を聞いて「うん?」と思った人は多いと思う。

ソウルを流れる大河はハンガン=漢江。一方でネットで
ハン・ガンさんを見ると韓・江さんとなっている。

12年前、ソウルを訪れたとき一番大きい書店と聞いていた「教保文庫」に行ったみた。新刊、在庫の検索システムは進んでおり、小さな切り抜き記事を見せただけで探していた本を見つけてくれた。進んでいるなと感心した。

今日あたり、この店頭にはハン・ガンさんの本が積まれるに違いないなと思いながらこの書店のことを思いだす。

地下一階に書店が広がる。日本書籍の専門コーナーもあった。

20年前

岐阜大垣の喫茶店で

この店の雰囲気は残っているようだ
西武鉄道有価証券報告書虚偽記載やダイエーの再建が
社会で問題になっていたころ

従兄弟

 母方の従兄弟がなくなりお葬式に行ってきた。自分には兄弟はなく従兄弟たちが兄弟のように親しくお付き合いしてくれてきた。伊那にいたときはご夫婦と三人で南アルプス・仙丈ケ岳に登山。奥さんは3000メートル級の山は初めてとのことだったが、従兄弟のアシストよろしく無事登頂。下山してその夜は我が家に泊まっていた頂いたのだが、夕食後、妻も含め4人での話は盛り上がった(子供二人はもう寝ていた)・・・楽しかった思い出、確か1998年7月のこと。

山頂をふみ北沢峠に向かう。正面は甲斐駒ヶ岳

武州88ヵ所

第一番法恩寺

一昨年の「武蔵国88ヵ所」、昨年の「東国88ヵ所」に続き
「武州88ヵ所」を歩き始めた。
88か所のうちいくつかは「武蔵野七福神」とか「越生七福神」などで
いっており、最初は行っていないところだけをと思っていたがここも
一番の法恩寺から歩き繋げようと考えた。

727 

昔、仕事や旅行で東海道新幹線にのり名古屋の一つ前の三河安城を通過するときいつも気にしていたのが進行方向左に見える「727」の白い看板。
そんな看板、今から20年近く前、転勤で岡崎に住んでいたころ、実物を見に行ったことがある。地名で言うと愛知県刈谷市一番町。2006年1月の話。ストリートビュウで見ると(2022年8月現在)健在だ。

その「727」の看板について今朝の朝日新聞「多事奏論」という記事に出ていた。
その歴史、会社名などが書かれていた。